2017年11月20日 (月)

平成29年度貸金主任者資格試験解答速報

先日実施された平成29年度の貸金業務取扱主任者の資格試験を受験された皆さん。お疲れさまでした。受験予備校なども、まだ、解答速報を出していないようです。毎年の恒例ですが、「品川のよっちゃん」のブログで、解答速報を出させていただきます。 今年の試験問題を本日朝から、解いてみたのですが、今までにない、受験生(というか、私のように毎年試験問題を解いている者)をうならせる、むつかしいとか、ちょっと驚くような問題は、ありませんでした。テキスト及び法令集をきちんと読んだ後で、過去問に取り組んだ人は、割と楽に対応できたのではないでしょうか。そうはいっても、毎回、前半の貸金業の問題は、特に、「個数問題」で...

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2017年2月22日 (水)

平成29年2月21日最高裁判決(名義貸事件と取消しが認められる条件)

平成29年2月21日呉服名義貸しに関する最高裁第三法廷判決が出された。 2月22日付の日経新聞38面には、早速「名義した客 支払免除」 「クレジット契約 業者説明虚偽なら 最高裁判所初判断」との記事が出ている。 しかし、ややミスリードではないのか? (長文注意) 判決内容を一言で言うと、「不正な取引である名義貸しの契約でも販売店に利用されたと評価されるときには、不正契約者でも、保護されないとはいえない。ただし、その抗弁が信義則に反しないことが必要である。」というものである。 立替払契約の名義貸しと呼ばれるものには、①販売店の資金調達等の目的を知って協力するもの、②名義借り人から頼まれ...

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2016年11月22日 (火)

平成28年(第11回)貸金業務主任者資格試験回答速報

久しぶりのブログです。11月20日に平成28年度(第11回)の貸金主任者試験が行われましたが、回答速報を望むほんの一部?の方のリクエストで久しぶりに書きます。現在、結構忙しいです。そんな中、昨日回答を考えてみました。今年で11回、毎回回答を作っている私としては、昨年あたりから、少しやさしくなった問題が見受けられるようになり、「貸付け及び貸付に付随する取引に関する法令及び実務に関すること」の問題に過去問題の類問がちらほら見られるようになって来たかなと感じられます。ただ、相変わらず、「法及び関係法令に関すること」の出題分野である貸金業法は、施行規則や監督指針からの出題が多く、非常に細かい点が正誤の...

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2016年6月27日 (月)

過払い金専門の認定司法書士に降りかかった最高裁判決

とうとう最高裁判所の判断が出ました。ブログの休眠宣言をしたばかりですが、これは、少し触れていなければ、と休眠宣言の舌の根も乾かないうちに少しばかり、書かせていただきます。(先日も、割賦販売に関する所有権留保に関する重要な下級審判決が出たので、いずれ、どこかで取り上げる予定です)認定司法書士が、裁判で取り扱える事件は、簡裁民事訴訟手続きの対象となるもののうち、紛争の目的の価額が民事訴訟法3条1項6号イに定める額(140万円)を超えないとされ、裁判外の和解でも同様とされ(同7項)とされている。しかし、紛争の目的の価額の解釈については、「個別債権額」説と「経済的利益」説があり、過払い金債権を扱う際に...

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2016年6月 7日 (火)

品川のよっちゃんは、しばらく留守にします。その間『判例で学ぶ よっちゃんのクレジット法務講話』に連載中です。

ずいぶんとご無沙汰しております。約半年も更新ができておりませんで申し訳ありません。この半年間公私共にさまざまな執筆・研究発表などに追われ、また海外にも3回調査目的などでで出かけたりして、その合間に鉄道旅行もしなければならず(笑)、結構多忙な毎日をおくっていました。最近のテーマは、来年施行される改正個人情報保護法関係と2015年日本再興戦略でも課題となっているキャッシュレス化の実現とセキュリティの整備関係です。いろいろ、ブログで書きたいこともあるのですが、調査結果のとりまとめ、学会発表準備などが先で、ブログは後回しになっています。したがって、しばらくブログのほうはお休みしたいと思います。 なお...

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2015年12月16日 (水)

過払い金返還請求権につき時効の到来しているときに、第二取引における未払金請求債務と相殺できるとした最高裁判例

平成27年12月14日最高裁第一小法廷にて、不当利得返還請求本訴、貸金請求反訴事件の判決にちょっと注目。⇒ 判決 貸金業者から平成8年6月5日から平成21年11月24日まで借りていた人が原告であり、原告は、平成8年6月5日から借入れと返済を繰り返し、平成12年7月17日までで一旦完済(これを「第一取引」という)し、その後、平成14年4月15日から平成21年111月14日まで借入れと返済を繰り返していた(これを「第二取引」という)。 第一の取引と第二の取引を一連の取引として通算して、利息制限法の許容する利息で引きなおし計算すると、第一の取引に過払い金が発生していて、第二取引は、約定では、未払...

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2015年11月17日 (火)

第10回貸金業務取扱主任者試験を振り返って

11月15日に行われた貸金業務取扱主任者資格試験は、もう10回目になるのですね。今回も遅ればせながら、このブログで毎年続けている正答を下記に掲載しておきます。参考にしてみてください。 今回の問題は、全般的に民法の問題が条文に近い形で出題され、代理の問題を除いて、短時間で回答できたのではないかと思います。 また、貸金業法の問題では、出題に過去も何回か出題された問題が多くなり、過去問をきちんと勉強した人にとっては、全体に易しかったのではないかと思います。とくに、「不適切」な選択肢を選択する出題は、誤りが明確な問題も多かったように思うので、そう思うのかかもしれません。しかし、全体を正確に覚えてい...

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2015年9月16日 (水)

平成27年9月15日最高裁判決を検討する。

久しぶりに過払い金に関する重要な最高裁判決が出された。   ⇒ 最高裁平成27年9月15日判決要旨。  NHKのニュースなどによると、過去に調停で一旦債務整理したあとでも、あとで過払い金があることがわかっても、取り戻せますよ、的なトーンになっている。 このままだと、毎日見聞きするテレビとラジオの特定法律事務所、特定司法書士事務所のコマーシャルの聞き飽きたナレーションが、来週辺りから変更になるのではないかと思われる判決である。   しかし、判決を見ると、適用ケースはきわめて限定されるものではないかと考えられる。 以下、最高裁判決に従って検討してみよう。   事...

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2015年3月 1日 (日)

大人の休日倶楽部10周年記念切符

今年は大人の休日倶楽部の周年記念ということで、いつもより安い15,000円で、東北のの乗り潰しに出かけました。 岩手県未走破の山田線、釜石線、大船渡線の未走破部分の乗り潰しです。 ついでに、前回の2009年6月は、八戸から三陸を仙台まで下ったのですが、、今回は宮古から、八戸まで行ってみました。震災の影響で大きく風景が変わっていました。 とくに釜石より南。 でも、たくさんの人が東北に足を運んでおり、復興もだいぶ進んでいることを知りました。 今後もどんどん東北に行くべきと思います。 なお、先週の土曜日は、関西支部の同窓会総会に呼ばれたので、一泊して日曜日に紀伊半島を回ってきましたので、大分走行距...

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2015年2月17日 (火)

多数当事者型クレジットカード取引における加盟店調査義務の主体

本日産業構造審議会商務流通情報分科会の第8回割賦販売小委員会が開催された。昨年末の第7回会議で取りまとめた「中間的な論点整理」についてパブリックコメント手続きをとって、最初の開催である。 パブコメとして出された意見は、143名(個人81名、法人・団体62社)で井件数は391件とかなり多かった。パブコメによる「中間的な論点整理」の修正は行われず、これらの意見を踏まえて今後の議論が再開された。 本日のメインテーマは、表題のとおり、誰が加盟店調査に責任を持つ主体とし、どのような義務を課すのかということであった。 事務局からは、 A案として、加盟店への実質的な影響力という観点から、アクワイアラ...

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2014年9月22日 (月)

「九州横断特急」で豊肥線クリアー

9月20日大学時代のサークルの還暦会を福岡でやるというので、いってきました。8年ほど前にも上下3学年合同で同窓会をやったのですが、今回男性は還暦者のみ6名。女性陣は、還暦は3名しか居なかったのですが、還暦一年先輩2名と後輩も含めて総勢22名で大いに盛り上がりました。40年近く前に練習した合唱曲、高い声は出ない部分があったが、ちゃんと覚えており、当時の歌集で持って、創作曲も懐かしく思い出しました。 さて翌日は、一昨年の豪雨で昨年秋まで一部普通だった豊肥線に乗ることにしました。しかも、「九州横断特急」という名の列車に乗れば、うまく夜の飛行機に間に合いそうです。そこで、博多→熊本  九州新幹線 さ...

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2014年4月 1日 (火)

もう一つの平成26年3月28日最高裁判決~「詐欺罪にいう人を欺く行為」について

3月30日に、「詐欺罪に言う人を欺く行為」についての平成26年3月28日最高裁判決を取り上げたが、今日になって、同日に言い渡されたもう1件の判決がアップされた。⇒こちら すでに、内容は新聞等で概略わかっていたが、先般の記事とは反対に暴力団関係者のゴルフ場の利用申込みが、「詐欺罪にいう人を欺く行為」と認定され、有罪になっている。 暴力団員と認定され、暴力団お断りを表明しているゴルフ場で、暴力団員ということを隠して、ゴルフ場の利用契約を締結して、ゴルフをしたことは全く同じであるが、有罪・無罪と結論が分かれている。 しかし、有罪となった本件では、ゴルフ場の利用約款で暴力団員の利用を禁止するだけ...

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2014年3月30日 (日)

「困ったことになった」と思う人が多いと思われる最高裁判決

表題通り、頭を抱えるコンプラ関係に携わる企業実務家を想像してしまった最高裁の平成26年3月28日判決  → 最高裁のサイト この判決は、暴力団排除を主導してきた警察関係者、企業関係だけでなく、民暴対応を指導されている弁護士の先生、行政の関係者も、今までの指導や監督に関連していろいろ悩まれることになるのではないか。 原審では、暴力団員が、「暴力団員の利用お断り」などと掲示し、「ゴルフ場利用規則」において暴力団の利用を禁止していたが、暴力団員が実名を記入して、利用申し込みをして、従業員をして、暴力団員ではないと誤信させて、利用契約を締結し、施設を利用したことによって、人を欺いて財産上不法の利益...

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2014年3月18日 (火)

「印鑑の基礎知識」出ました。

ICTの発達している現在、「印鑑」は、いかにも「アナログ」。パソコンで取り込めば、正確な複写も容易で、セキュリティもレベルは劣る。署名〔サイン〕だって、電子署名という方法がある。「印鑑なんて、宅急便の受取りくらいしか使ってない」という人も多いだろう。 しかし、印鑑は、預金口座の開設には必須とされて入るだけでなく、日常生活やビジネスの場で、取引や資産の譲渡等、権利行使などに依然として欠かせない存在である。 どのような場面で印鑑は必要とされるのか、どのような使い方をするのか、利用上の注意点は何か、などをわかりやすく解説したのが本書「印鑑の基礎知識」です。また、印鑑は、文書に押すもの、どのよ...

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2014年3月15日 (土)

ビジネス実務法務検定試験2級用の問題集が出ました。

もう三月も中旬。新年度へ向けて通信教育や検定試験対策用のテキストなどがどんどん印刷されている時期です。また、書籍等も春は、一番の需要期ですね。そのような中、筆者が各研究会メンバーとして協力している書籍が二冊、印刷が完了したようです。 一冊目が、ビジネス実務法務検定試験2級用の問題集です。U-CANさんからの発売です。これは、2012年初版で今回が3版目です。 2級受験者を主な対象としていますが、600問のQ&Aに、丁寧な解説をつけており、別にPoint マスターとして、単元ごとに重要なポイントを図や表にしてまとめられており、3級を受験する人にも、十分対応できるのではないかと思っており...

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2014年1月28日 (火)

やっと変わった! グループ会社向け専用貸金業務の適用除外

やっとグループ会社向けや共同出資会社向けの貸付が「貸金業の定義」から除外されるようになるようだ。⇒ 金融庁リリース 今までは、貸付する会社が、当該借受する法人の議決権の50%以上を保有している場合には、それらの法人のみに貸付する場合のみ、貸金業とはみなされない扱いであった。したがって、例えば、一持ち株会社の傘下にあるグループ金融会社が他のグループ会社に貸付をするためだけに存在していても、当該金融会社がグループ会社の議決権の50%以上を保有しており、「社会通念上事業の遂行とみることができる程度のもの」ではないとされない限り、貸金業の登録が必要であり、貸金業法の定める厳格な規制を受けることになっ...

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2013年11月15日 (金)

「ひと目でわかる六法入門」

今日は、「ひと目でわかる六法入門」を紹介します。 本書は、法令集である六法の活用に関して、初学者を主な対象として編集されたものである。六法の引き方、条文の周辺記載事項から得る情報の解説、条文の構造などの基本事項の解説から、条文の要件と効果について、実際の条文を使って解説されています。 学生で初めて法律を学ぶ人、企業で法律関係資格を取得使用とするとき、などにあらかじめ読んで、民法や特別法のつくりの理解をするのに適しているのではないかと思われます。また、ネットを使って六法に載っていない法令の探し方、判例検索、法改正動向の調査方法など、その後の勉強や業務上の活用にも役立つ工夫がされています...

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2013年7月22日 (月)

過払い金が発生している場合に新たな貸付があったときの利息制限法1条1項の元本の額

平成25年7月18日最高裁(第一小法廷)が、過払い金が発生している場合に新たな貸付があったときの利息制限法1条1項の「元本」の額についての判断を示した。  ⇒最高裁判決 原審は、継続的な金銭の貸付についての基本契約があって、過払い金が20数万円存在して知るときに100万円の貸付があったときに、「元本」は、「100万円」としたが、最高裁は、「100万円-過払い金」とした。 過払い金を計算するときに、これは実務上大きな問題になっていた。つまり、100万円なら、利息制限法1条1項の法定上限利率は、年15%であり、10万円以上100万円未満だと年18%で、債務者の支払うべき利息の額が大きく違うか...

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2013年7月13日 (土)

2013年貸金主任者試験問題集

連続して、貸金主任者試験対策のご紹介です。 2013年版貸金業務取扱主任者試験対策用の問題集出ました。 今年は、CDがついていない代わりに、4択式の練習問題160問とボリュームがアップしました。過去の試験問題が3回分、解説付きで掲載されています。 きんざい刊 2200円(税抜き) ...

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2013年6月11日 (火)

大分にフグ食べに行ってきた

フグといえば、冬。 でも最近は、大分でも夏フグをやっているらしい。というわけで、国鉄から第三セクターに移管した福岡県内の路線を乗っていない部分があったので、福岡県と大分県を列車の旅してきた。 田川後藤寺は、JRと第三セクター双方があって、重要な場所。昔車ではこのあたりきたけど電車では初めてかな? 大分では友人とそのお母さんと三人でフグを堪能。翌日由布院から「湯布院の森号」で博多駅まで戻ったけど、この電車、全部指定席。1時間前に行ったのだが、ほぼ満席で、1名用としてはラストを獲得。危なかった。 次回は、昨年の豪雨から間もなく回復するであろう豊肥線を絡めて、九州では最後に鹿児島県を制覇...

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