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2009年9月 6日 (日)

またまた顧客情報流出!サイト運営会社の自覚のなさと軽視か

また、通販サイトからの顧客情報の流出事件が報じられている。カード情報5万2千件、メールアドレスが2万9千件ということで、かなりの規模である。

報道によると、すでに6月時点でカード会社から、不正利用の指摘を受けていたようであるが、サイトを閉めたのが8月20日、流出確認が8月30日になってからということである。

これって、

顧客軽視、営業優先の典型

と言われても仕方ないですよね。

同じ8月20日には、警察庁からサイバー犯罪の今年度上半期の統計統計が公表され、すで保険会社の通販サイトにおける顧客情報流出事件が問題になっていたのに、初期対応が遅い。

前にも指摘したようにカード会社の不正検知システムの感度は高く、また、情報流出問題への対応は、以前から発生していたカードスキミングなどの個別の情報窃盗対応で相当な経験を積んでいるので、カード会社からの連絡があった時点でサイトは閉鎖すべきであったといってよい。

しかる後は、サイト内での決済システムをやめ、システムが頑強に作られているクレジット会社の決済サイトに誘導するシステムに変更すべきであった。

代引きの顧客などがいたため、閉鎖することを躊躇したのかもしれないが、結果としてサイトの信頼感を失わせる結果になったのではないか。

クレジット会社のほうは、通販サイトは、カードの加盟店の中では、大口取引先なので強いことが言えないのかもしれないが、カード会社だって顧客の利用を失うことになる。

カード会社は共同して事故を起こした会社やセキュリティレベルの低い会社には、セキュリティレベルアップを確認できるまでは取引ができないなど共通の利用者保護の対策を取るべきではないか。

大手においても自覚のない状況とすると、顧客の信頼を取り戻すには、このようなことも考えなければならないであろう。

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