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2009年12月10日 (木)

補欠監査役の就任辞退

詳しい事情には全く疎いが、本日のリーリースで少し驚いたのが、くらコーポレーションの仮監査役の選任のお知らせ。

監査役が辞任されたり、なくなったときに、法定人員を欠くような事態になることがあるが、監査役選任の臨時株主総会が開催できないようなときに、裁判所に申し立てを行い、仮監査役を選任し、定時株主総会までの監査を行っていただくのが『仮監査役』制度である。

仮監査役の選任自体別に珍しくないが、このリリースには、その理由に監査役辞任とともに、補欠監査役が就任を辞退したとの記載がある。

、「補欠監査役」というのは、監査役報酬などの関係で監査役を法定人員に余裕を持たせて選任することを行わず、法定人員が欠けたときを停止条件にしてあらかじめ監査役候補を選任しておく制度である。

万一監査役が欠けたときに、臨時株主総会も、裁判所への仮監査役選任の申し立ても行うことなく、スムーズに後任の監査役に就任していただくために、設けられたもので、従来はその選任に疑義の可能性があったが、現会社法下では問題なく、株主総会の議案として提出され、承認されている。

私自身、不勉強で実際に補欠監査役が監査役に就任している例がどの程度あるかしらないが、今回のケースでは、今回辞任された監査役さん自身が、「仮監査役」から株主総会で監査役に就任されているケースであって、同時にかどうかわからないが、「補欠監査役」も選任されていたが、その補欠監査役が監査役就任を辞退するというかなり珍しい例ではないかと思われます。

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