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2009年12月 6日 (日)

会社更生手続において債権届出期間内に届出しなかった過払金返還請求権は失権が確定。

倒産手続上は、当たり前の結論と思われるが、また過払い金返還請求権の行使が認められないケースが最高裁によって認定された。

平成12年に申し立てられたライフの会社更生手続において、当時過払い債権があることを認識せず、債権届け出をしなかった過払金返還請求権について更生手続き開始決定後もカードの継続利用を広告し、スポンサーがそのまま引き継いだことなどを理由として更生手続き前に発生した過払い金の返還請求を認めた下級審判決があったが、今回これを否定した。

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=38226&hanreiKbn=01

「更生会社であった貸金業者において,届出期間内に届出がされなかった更生債権である過払金返還請求権につきその責めを免れる旨主張することが,信義則に反せず,権利の濫用にも当たらない」というものであるが、一般の更生債権であれば、更生手続きの目的からして、当然のことである。

しかし、こと過払い金の返還請求については、裁判所が今まで従来の常識?を変えるかのような理論でその請求を認めてきたから、注目されていた。

過払い金返還請求権もどうやら一般債権扱いになったようである。

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