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2010年2月 3日 (水)

常盤薬品工業と常盤薬品は、まったく別の会社

昨日社長がストーカー容疑で逮捕された常盤薬品工業。

一般的には、「南天のど飴」、「眠民打破」の商品や配置薬で有名。ノエビアグループである。しかし、この会社は、HPその他で「常盤薬品」と表示している。したがって、ニュース等では、「常盤薬品」社長逮捕と出ている。

http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20100203-592057.html

そこで、ジャスダック上場の「常盤薬品」との誤認・誤解が生じているようで、常盤薬品からは、以下のようなリリースが出ている。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120100203013836.pdf

確かに、常盤薬品工業のHPには、ノエビアグループ常盤薬品と表示されており、誤認される条件はそろっている。

http://www.tokiwayakuhin.co.jp/company/outline.htm

大阪の常盤薬品工業は、会社設立が1949年で創業60年。

山口県宇部市にある医薬品販売、JASDAQ上場の常盤薬品は創業が1934年で会社設立が1953年で創業75年といずれも古く、地域も違うのでありうることであるが、西日本を中心に営業網が広範囲にあり、相当な迷惑に違いない。

類似商標の登録の問題はともかく、HPなどの商標・ロゴ等の表示については、フィシング詐欺やなりすまし、不正表示などの問題をはらんでいる。企業法務としては、商標法や不正競争防止法における「営業」の観点だけでなく、「風評被害」の観点でも見ていかなければと思った次第である。

なお、親会社であるノエビアからは、自社副社長と子会社社長の辞任のリリースが出ているが、常盤薬品工業のHPはそのままである。このあたりも、リリースとともに対応したい。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120100203013673.pdf

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