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2010年7月 2日 (金)

クレジットカード現金化

最近クレジットカードの現金化業者に騙されないようにと、警告する記事が増えてきた。

夕刊フジの記事もそうである。

キャッシング枠がなくなった人、他から借りれない人などがインターネットや街の看板を見て申し込む。

そこには合法性の根拠として、公安委員会許可、特定商取引法に基づく表示、景品表示法に許された景品の提供などの虚言が並ぶ。特に特定商取引法に関するものは、名称の不完全表示、責任者名の不完全又は不実表示、商品内容についての不十分な表示など違反表示と考えられるが、平気で遵守した表示などとの記載がある場合が多い。

50万円分申し込むと、業者に告げた自分の口座に40万円が入金され、小包が届くが中身はビー玉だったり、CD-ROM一枚だったりせいぜい10円かそこらの物が届くが、後ほど届くカード会社の請求書にはしっかり50万円の請求が。。。。。

ここでどうも騙されたようだと気付く。

業者は、40万円と小包代、それに名義を借りた加盟店の手数料(1万円程度+分け前?)を除く分が、まとめて収入になる。

回収不能リスクのない、貸金業みたいなものだ。

クレジット会社にしたら、このような現金化業者との取引は、絶対に是認することはできない。正常な利用ではなく、契約違反であり、リスクの極めて高い取引だからである。現金化業者との取引と判れば、正常なカード利用者のカード決済であっても拒絶するはずだ。しかし、これを隠して、カード会社を欺罔し、現金化とは違う正常な取引と誤信させ、立替金を支払わせて、これを詐取しており、詐欺になるものと考えられる。仮に、ビー玉やCD-ROMに財産的価値があり、売買契約が成立していると主張したとしても、50万円という価格で取引したとカード会社には申告しているのであって、これは仮装クレジット(空クレジット)といってもよく、やはりその実際を知ればカード会社は立替払いを行なわないのであって、詐欺罪を構成することになると考えられる。

インターネットプロバイダーなどにも協力を要請して、違法広告、犯罪助長行為として、HPなどが削除できないか、検討すべきであろう。

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