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2010年9月10日 (金)

エコカー補助金の不支給とクレジット契約

昨日、ろじゃあさんから問い合わせを受けたことだが、エコカー補助金が予想より半月程度早く終了してしまったものだから、補助金受領を前提に新車を購入したオートローン利用者が支払停止の抗弁を主張するのではないかという問題がある。

確かに、新車販売の現場では、エコカー補助金とエコカー減税を組み合わせ、この車では○○円お得ですとして、補助金の支給を前提に購入契約をまとめているので、補助金が支給されないとなると錯誤で購入契約は無効とされそうである。

しかし、自動車関係の業界紙を見ると、補助金が打ち切られた場合には、メーカーと販社で補助金相当額の値引きを行うということを決めているようで、上記のような事態は避けられそうと回答したのであるが、この記事などを読むと1日遅れで不支給額となった額が74億円(約5万2000台)にものぼっており、急に心配になってきた。

自販連の統計によると8月には普通自動車・小型乗用自動車合計で267777台(前年179766台)と8月にしては極めて好調な販売実績を残しており、9月に入っても対象車両の駆け込み需要があることからかなり販売が好調であったようだ。したがって、予想よりきわめて早く交付が締め切られ、締切日との関係で10億円も国庫返納されてしまった。したがって、今後の補填額がどのくらいになるのかが問題である。

エコカー減税のほうは、継続されるので、補填は補助金だけの問題であることは幸いであるが、6日に発覚した約130億円(約93000台)の未反映分が、まだ補助金はあると考えていたディーラー等に与えた影響は大きい。一挙に3~4日分がなくなった形なので、補填額が予想を大幅に上廻るとおもわれ、申請受理のシステムの瑕疵問題がクローズアップされかねない。

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